監修医師のご紹介
やまおか はじめ
山岡 肇 先生
仙台消化器・内視鏡内科クリニック
- #内科
- #消化器内科
胃がんや大腸がんで苦しむひとを 限りなく「ゼロ」にしたい。
胃がんや大腸がんで苦しむひとを 限りなく「ゼロ」にしたい。
そんな想いから今回、 仙台の泉区で開業を決意しました。
医師になってから現在まで、 消化管がんの内視鏡治療と 救急医療に携わってきました。
早期の胃がんや大腸がん、 食道がんについては 我々内科医が内視鏡で切除し、 根治を目指せる時代になっています。
2000年前後から急速に普及した 「内視鏡的粘膜下層剥離術」のおかげです。
しかし救急車で病院へ搬送されてきた段階で、 がんが全身に広がってしまっている患者さんも 今だ多数いらっしゃるのも事実です。
病院ではカーテンを一つ隔てて
「がんが治る人」 「がんの根治が難しい人」が 同室にいらっしゃる。
医師として、 この状況を何度も見せられることほど 辛いことはありませんでした。
「先生と3年前に出会っていれば、 僕の人生は違ったものになりましたか?」
緩和ケアを担当した、 胃がんの患者さんの言葉でした。
返事も出来ず 黙って受け止めるしかありませんでした。
では、この2人の患者の差はなんなのか?
内視鏡検査を受けるタイミングの違い。
これが最も大きいと考えます。
①大腸がんに至る前の、ポリープの段階で切除を行うこと。
②胃がんの予防のためにはピロリ菌を除菌し、その後もきちんと内視鏡検査を行うこと。
この2点が非常に大事になります。
また内視鏡検査は今でも
「辛い検査」「痛い検査」 「苦しい検査」「恥ずかしい検査」
というレッテルが張り付いたままです。
内視鏡検査を受けることに 消極的になるのも当然です。
当院はこの負のイメージの払拭にも 取り組みたいと思っています。
略歴
- 平成16年3月 高知大学医学部卒業
- 平成16年4月 高知大学 卒後臨床研修
- 平成18年4月 高知大学医学部附属病院 第一内科へ入局
- 平成18年8月 高知医療センター 消化器内科(医局人事として)
- 平成21年3月 高知大学医学部附属病院
- 平成25年4月 仙台厚生病院 消化器センター
- (内視鏡検査・治療、セカンドオピニオン外来、緩和ケア外来を担当)
資格・学会・役職等
- 日本内科学会 総合内科専門医
- 日本消化器内視鏡学会 消化器内視鏡専門医
- 日本消化器病学会 消化器病専門医
- 日本肝臓学会 肝臓専門医
- 日本消化管学会 胃腸科専門医
- 日本ヘリコバクター学会 H.pylori(ピロリ菌)感染症認定医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- 内視鏡下肥満治療(胃内バルーン留置術)トレーニングコース 修了
- JMECCインストラクター
- ※JMECC;Japanese Medical Emergency Care Course(日本内科学会認定内科救急・ICLS講習会)