監修医師のご紹介
むらもと たかし
村元 喬 先生
名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院
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『内視鏡検査は繰り返し受けることに意味がある』という強い信念から、当院では「受けてよかった」「また受けよう!」と思っていただける内視鏡診療を心がけています。
当院が目指す医療は、患者さんが「受けてよかった」「また受けよう!」と思える内視鏡検査・治療です。
日本における死因の1位は「がん(悪性新生物)」です。大腸がんで言えば、罹る人・亡くなる人ともに増加の一途をたどっていますが、検診の便潜血検査では早期がんの半数、進行がんでも8割ほどしか見つからないと言われています。
消化管(食道・胃・十二指腸・大腸)がんの予防や早期発見をするためには、
2.大腸がんであれば、がんに至る前のポリープの段階で切除する
3.何よりも内視鏡検査を定期的に受ける
ことが重要となります。
しかし、初めて受けた内視鏡検査が「つらかった」、「苦しかった」では、2度と内視鏡検査を受けてもらえません。
『内視鏡検査は繰り返し受けることに意味がある』という強い信念から、当院では「受けてよかった」「また受けよう!」と思っていただける内視鏡診療を心がけています。
私はここ名古屋市で生まれ育ち、学生時代を東京で過ごしました。消化器内科医・内視鏡医として昭和大学病院、国立がん研究センター東病院、新百合ヶ丘総合病院に勤務し、最後の8年間は国内屈指の内視鏡検査・治療数を誇るNTT東日本関東病院で研鑽を積み、消化管内科医長を務めました。
消化器早期がんの内視鏡治療:ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)においてトップレベルと称される大圃 研(おおはた けん)先生に師事し、内視鏡の診断はもちろんのこと、食道がん、胃がん、大腸がん、さらに難易度が高く限られた施設でしか行われていない十二指腸がんの内視鏡治療に取り組んできました(ESD 約2,000件)。また、研究論文や内視鏡教科書の執筆、国内をはじめ、ヨーロッパ、ロシア、中国などの海外で内視鏡の講演や診断・治療、技術指導など数多くの経験を積みました。
その一方で、がんが進行し内視鏡治療を受けられない状態の患者さんにも出会い、内視鏡で救うことができたであろう命を目の前に「もう少し早く見つかっていれば」と、悔しい思いもしてきました。
最先端の内視鏡診療に取り組んできた結果、私が実感したのは検診や定期検査の大切さです。
多くのがんは早期発見で治癒が望めます。
患者さんにより近い存在となり、『内視鏡検査は繰り返し受けることに意味がある』ことを伝えるために、これまでの経験を活かして、生まれ育った名古屋市でクリニックを開業することを決意しました。
丁寧かつ正確、迅速な内視鏡検査・内視鏡的治療を行うことはもとより、患者さんに寄り添った診療を心がけています。
「恥ずかしい、苦しい、痛い…」といったイメージが先行してしまう内視鏡検査を変えられるように、スタッフ一丸となって取り組んでいく所存です。
まだ胃カメラ、大腸カメラを受けたことがない方、過去に受けた内視鏡検査がつらかった方、消化器症状(胃痛、腹痛、嘔気、嘔吐、下痢、血便など)でお困りの方、ぜひ当院にご相談ください。
略歴
- 1996年 東海高等学校 卒業
- 2003年 昭和大学医学部 卒業
- 2003年 昭和大学病院 第2内科
- 2010年 国立がん研究センター東病院
- 2012年 昭和大学病院 消化器内科 助教
- 2014年 新百合ケ丘総合病院 消化器内科 医長
- 2015年 NTT東日本関東病院 消化器内科
- 2021年 NTT東日本関東病院 消化管内科 医長
- 2023年 名古屋むらもと内視鏡クリニック 栄院 開院
資格・学会・役職等
- 医学博士
- 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医・支部評議員
- 日本消化器病学会 専門医・指導医・支部評議員
- 日本消化管学会 胃腸科専門医・指導医・代議員
- 日本内科学会 認定内科医
- 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
- FJGES (Fellow of Japan Gastroenterological Endoscopy Society)
- Digestive Endoscopy reviewer
- Journal of Gastroenterology and Hepatology reviewer
- Junior Endoscopist Training Seminar (JETS) advisor