監修医師のご紹介
たけうち だいすけ
竹内 大亮 先生
さくら通り循環器消化器内科
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患者様に安心して検査・治療を受けていただくため、医院の体制から設備、診療メニューまで一つ一つにこだわりました。2名の医師を中心としながらも、全スタッフが一体となって、患者様
1997年に当時の厚生労働省は「成人病」という名称を「生活習慣病」に改めました。
それまで成人病には「①高血圧症 ②高脂血症 ③心臓病 ④脳血管障害 ⑤糖尿病 ⑥ガン」が含まれていましたが、生活習慣病には「①高血圧症 ②高脂血症 ③心臓病 ④脳血管障害 ⑤糖尿病 ⑥ガン ⑦肥満 ⑧骨粗鬆症 ⑨老年期認知症」と、肥満、骨粗鬆症、認知症が加わりました。
その意図するところは、「健康年齢」の延長だと思っています。 ご存知のとおり、日本人の平均寿命は年々伸びています。 ところが、平均寿命と健康寿命には男性で9年、女性で12年の差があります。
極論すれば、みなさん10年くらいはいわゆる要介護者になる、もっと極端に言えば、寝たきりになるということです。生活習慣病に挙げられている病気はどれもこれも要介護者になる原因疾患に大きく関係しています。
私たちは、これまで比較的大きな病院で勤務医として働いてきました。そこでは、心筋梗塞や吐血など一刻を争う病気に対し、24時間いつでも病院に駆けつけて治療を行うといった生活をしてきました。
そのとき常々思っていたことの一つに、患者さんは自分の体のことをどこまで理解しているんだろうということがあります。医者の側からいえば、循環器内科にかかっていれば、循環器に関係することはきっちり診る、消化器内科であれば消化器に関係することはきっちり診る。
これは当然です。ところが、患者さんは、「病院に来ているのだから安心」と思っているふしがある。これは大きな間違いです。
大きな病院であればあるほど、専門性が高くなればなるほど、それ以外のことは何も診ていません。そして、これは患者さんにとっても、そして医者にとっても非常に不幸なことです。
われわれは、自分の外来に来てくれる患者さんには専門性にこだわらず、耳鳴りがする・腰が痛い・膝が痛い・眠れない・頭が気になる・視力が落ちた・肌がかゆいなどなど、あらゆる訴えについて時間の許す限り拝聴し、診れるものは診る、診れないものは責任を持って方向性を付けるという方針で診療に臨んできました。これからもその心づもりは持ち続けるつもりです。
われわれのクリニックでは循環器、消化器を中心として、治すだけではなく、みなさんの健康寿命を延ばす、質のいい生活を安心して送っていただけるように医療に関することは何でも相談していただき、当院で完結しなくても「当院にくればなんとかなるわ」と思っていただけることを願い、この地で開業させていただきました。
医療の主役はわれわれ医者でも看護師をはじめとしたスタッフでもありません。
みなさんが主役であり、われわれはみなさんが人生という舞台をより安心して全うできるように健康面で支えていけたらと願っております。
略歴
- 平成 5年 国立京都大学理学部卒業
- 平成11年 国立大阪大学医学部医学科卒業
- 大阪大学医学部第4内科(現 高血圧総合内科学講座)入局
- 平成18年 国立大阪大学大学院医学系研究科卒業 博士号取得
- 大阪大学医学部付属病院
- 大阪府立成人病センター(現 大阪府立国際がんセンター)
- 社会医療法人祐生会 みどりヶ丘病院 循環器内科部長
資格・学会・役職等
- 日本内科学会
- 日本循環器学会
- 日本化学療法学会
- 日本老年医学会