最終更新日:2025.04.24 | 投稿日:2025.04.24

NIPT全国比較|都道府県別おすすめクリニック・医療機関一覧【最新】

NIPT全国比較|都道府県別おすすめクリニック・医療機関一覧【最新】

NIPT(新型出生前診断)は、妊娠10週目以降に受けられる、赤ちゃんへの負担が少ない遺伝子検査です。

「どこで受けるのが安心?」「自宅近くにも対応施設はある?」と、検査場所選びに悩む方も少なくありません。このページでは、全国47都道府県に対応したNIPTクリニック情報をエリア別に一覧で紹介しています。

都市部での通院を検討している方も、地元で完結したい方も、それぞれに合った選択ができるよう、認可施設と自由診療クリニックの違いや、費用・サポート体制の比較ポイントもわかりやすく解説します。

初めての方にも安心して読んでいただけるように、各都道府県ごとの特徴や検査体制をまとめていますので、あなたにぴったりのNIPT施設選びにお役立てください。

NIPTを受ける際のエリア選びのポイント

地元で受ける? 都市部に通う?自分に合った選び方

NIPTは全国で受けられるようになっていますが、検査体制には地域差があります。近隣に信頼できる施設がある場合は通院の負担も少なくおすすめです。

一方で、都市部では複数の施設から検討できるメリットがあり、サービスや検査内容にこだわりたい方には都市部通院がおすすめです。特に東京・大阪・福岡といった都市部では、検査内容が豊富な自由診療型クリニックや、結果が早く出る即日対応の施設も多く、通院1回で完結できるケースもあります。

認可施設と非認可施設の違い

NIPTには、日本医学会が認定した認可施設と、自由診療で対応する非認可施設があります。認可施設は大学病院などが中心で、医療体制が整っており信頼性が高い一方で、受診対象者が限られることがあります。

一方、非認可施設は年齢や条件を問わず誰でも受けられる柔軟性があり、費用面やアクセス性の良さがメリットです。ただし施設により検査の精度・対応染色体数・フォロー内容に差があるため、慎重な比較が必要です。

費用・対応項目・サポート体制の差

NIPTの費用は10万円〜25万円程度と施設により大きく異なります。検査できる染色体数、性別判定の有無、陽性時の羊水検査費用補助、カウンセリング体制、結果通知のスピードなども要チェックポイントです。

安さだけで選ぶのではなく、自分の希望や万が一のフォロー体制も含めて総合的に比較検討することが大切です。

都道府県別のおすすめクリニックページ一覧

北海道・東北エリア

北海道・東北地方では、札幌市・仙台市・郡山市などの都市部にNIPT対応クリニックが集中しています。 これらの都市には認可施設・自由診療施設の両方があり、他県や地方都市からの通院も現実的です。

一方、地方圏では施設が限られるため、札幌や仙台への交通手段・天候リスク(特に冬季)を含めた通院計画が重要です。 最近では青森・秋田・福島などでも地元完結できる施設が増えてきています。

関東エリア

関東地方は、日本でも最もNIPT対応施設が充実しており、東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に数多くの認可・自由診療クリニックがあります。 特に新宿・銀座・渋谷などの都心部には、土日検査対応・陽性時の補助つき・即日検査可など、特徴的な施設が揃っています。

北関東(群馬・栃木・茨城)では選択肢が限定されるため、首都圏への通院と地元での完結、どちらを選ぶかがポイントです。 通院1回で完了するスタイルを選べば、遠方からでも安心して検査が受けられます。

中部・北陸エリア

中部・北陸地方では、名古屋・静岡・新潟・金沢・長野などの都市にNIPT対応クリニックが分布しています。中部圏(名古屋・静岡)では、都市部型の自由診療クリニックと、地元密着の認可施設が混在しており、費用やサポート内容を比較して選びやすい地域です。 北陸エリアでは都市部以外の対応施設が少ないため、東京・名古屋への通院と地元完結を比較する視点が重要となります。また、富山・石川・福井などは交通インフラが発達しており、他県への通院も視野に入れやすい地域です。

関西エリア

関西地方では、大阪市・京都市・神戸市(三宮)にNIPT施設が集中しており、対応項目や通院しやすさで高い評価を得ています。 とくに大阪(梅田・難波)は全国屈指のNIPT激戦区であり、検査内容や陽性時対応の充実した施設が豊富です。

また、奈良・滋賀・和歌山など周辺府県の妊婦さんも、通院1回で完結できる大阪・京都への通院を選ぶ傾向があります。 交通アクセスが良好なため、地元完結と都市部通院のどちらも選択しやすい地域です。

中国・四国エリア

中国・四国地方では、広島市・岡山市・松山市・高松市などの都市部にNIPT対応クリニックがあります。広島・岡山では地元完結が可能な自由診療クリニックも多く、県内での検査ニーズに応える環境が整っています。

一方、鳥取・島根・徳島・高知などでは施設が限られるため、他県(例:大阪・福岡)への通院を検討する方も多いのが現状です。 四国内の移動手段(JR・車)を踏まえた通院計画も重要になります。

九州・沖縄エリア

九州・沖縄では、福岡市(天神・博多)を中心にクリニック数が多く、県外からの通院需要も高い地域です。熊本・鹿児島・宮崎・長崎などでは、地元でNIPTを完結できる施設が整ってきており、通院負担の少ない選択が可能になっています。一方、佐賀・大分などでは福岡への通院が現実的な選択肢として支持されています。

沖縄県では那覇市に対応クリニックが集中しており、離島からの通院サポート制度を設けている施設もあり、早めの予約が推奨されます。

まとめ|迷ったら首都圏 or 地元で比較して選ぼう

地域ごとの医療環境とNIPTの選び方を簡単に解説しました。

地域によってNIPTの選択肢やアクセス性に大きな差があります。都市部では認可・非認可を問わず複数の施設から比較検討できる一方、地方では検査の選択肢が限られることもあります。生活スタイル、交通手段、妊娠週数などに応じて、無理のない通院計画を立てることが大切です。

NIPTは赤ちゃんの健康を守るための大切な検査です。どの施設を選ぶかによって、検査の精度・対応項目・安心感が大きく変わります。通いやすさ、費用、サポートの手厚さを比較して、納得のいくクリニックを選びましょう。

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こちらの記事の監修医師

吉田 耕太郎

産科婦人科吉田医院吉田 耕太郎 先生

岩手県盛岡市にある産科婦人科吉田医院です。平成元年から父の後を継いで開業しました。勤務医時代は主に分娩に関わる周産期センターで研鑽して来ました。年間2000件を越す分娩に関わって来ましたが、分娩チームで協力して来た事です。開業してからは一人で関わる訳ですので妊婦さんが良くない状態にならない様に妊娠初期から食生活を含め指導しております。お産に関してはすべての方が正常に分娩できるようご協力するなど、患者様と相談しながら対処しております。婦人科疾患に関しては手術が必要な場合、速やかに総合病院のご紹介もしています。

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