新型コロナウイルス感染症により肺炎を起こしている場合、しゃっくりが出ることがあります。
新型コロナウイルスに感染して重症化すると、肺炎を起こすリスクが高くなります。この肺炎の起きる場所が横隔膜の付近だった場合、「しゃっくりが止まらない」という症状がでることも少なくありません。また、新型コロナウイルスの治療薬としても使われている「デキサメタゾン」というステロイド薬の影響で、しゃっくりが誘発されることがあります。同様に、気管支拡張薬や血圧降下薬などの薬の副作用として、しゃっくりが認められています。